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日記、雑記、時々ペイント

値上げで音を上げる

日本人の8割が思いつくけど口には出さないであろうダジャレが浮かんで一人ほくそ笑む無職である。

それにしても、ここ最近の値上げラッシュは凄まじい。目を見張るというか目に余るというか。

一人暮らしの頼もしい味方の袋麺も500円を超え、もはやカップ麺5個と変わらなくなっている。

そのカップ麺も値上げに巻き込まれ、商品によってはもはや贅沢品と呼べる金額である。コンビニで買うと更にドン。

もちろん中には便乗値上げもあるだろうが、消費者側は選択の自由が殆ど無いので従うしかないのが歯がゆい。

値上げには大体メーカーからのお知らせが添えられるが、2016年ぐらいにガリガリ君が60円から70円に値上がりした時は、赤城乳業が謝罪CMを出していた。

真正面から「25年間踏ん張ったけど原材料等の高騰でいよいよ厳しいから値上げします」と言われれば消費者も納得・応援するし、現に売り上げは更に伸びたという。

そもそも罪じゃないから『謝罪』ですらないんだけども。

これの対極にいるのが減量+値上げコンボをかましてくる複数のメーカーである。

やれ「筋肉への負担を1割減らしました」だの「女性や子供が食べやすいサイズにしました」だの、いかにも「私達はお客様の需要にお応えしたんですよ」という姿勢を前面に押し出してくるのはいただけない。

言い換えれば「この商品が小さくなったのはお前らが小さいからだ」と言ってるようなものである。

更に「おいしくなって新登場」と無駄に開発費のかかりそうな上げ底容器や視覚マジックに執心している企業も後を絶たない。

本来隠すべき「いかにお客を騙すか」という企業戦略があまりに露骨に見えすぎて辟易としている。

最近自販機で缶コーヒーを買ったが、内容量がたったの170mlでびっくらこいた。

チンチロ編のカイジが地下で買った缶ビールみたいなサイズだったので、つい「キンッキンに冷えてやがる・・・!(当たり前)」と言ってしまった。

原料費や輸送費の高騰は仕方ないことだし企業にも社員や家族がいることも重々承知してはいるが、共倒れだけは避けたいものである。