31から始めたブログ

日記、雑記、時々ペイント

多分いいのだろう(他人事)

去年の12月にITパスポートの参考書を買ってからようやく試験に行ってきた。軽く2~3ヵ月はサボってたので反省。

あまりに久々すぎる資格試験だったので、会場に入るだけでも緊張で吐きそうだった。

しかも必要な持ち物は受験票と身分証明書だけでいいのに、受付に並んでいる時に財布を忘れたことに気づいて、土砂降りの中駐車場まで急いで戻るハメになった。面接だったらもうお帰りくださいコースだべさ。

試験ごとの定員は20名で、上は50代ぐらいのおじちゃんおばちゃん、下は高校生ぐらいまでと幅が広かった。会社や学校から取得を命じられている人も多いんだろうか。

全ての手荷物をロッカーに預けて部屋に入り、簡易的に仕切られたテーブルの中で自分の受験番号の所に着席。試験は例年通りパソコンで問題を100問解き、四択でポチポチ埋めていく形式だった。

それなりに勉強もした(受験日が決まってから慌てて過去問をやりだしただけ)のである程度見覚えのある問題が出るかなぁと思っていたが、蓋を開けてみればまあ難問だらけで「う"っ」と声が出た。

ぱっと見で分かった問題は全体の2割ほどしかなく、残りは四択からピンポイントで選ぶというより、消去法で何となく推理というスタンスだった。うーん勉強不足。

およそ1割は完全に初見の単語だらけで、「こいつに時間をかけても仕方ない」と判断して適当に回答。ただでさえ選択肢の内容が分からないのに『正しいものを全て選べ』とかやめてくれ。

Iパスの試験は制限時間終了時点かそれ以前の任意のタイミングで試験を終了し、その場で採点が行われる。這う這うの体で回答を終え、「どうせ見返しても分からん」というほぼ投げやりな状態ながらも震える指で終了の画面をクリック。採点中の画面では心臓と胃が踊ってた。

試験は『3つの分野それぞれで基準点を超え、かつ総合得点が基準点を超えている場合』のみ合格となる。つまり総合得点がいくら高かろうと、特定の分野があまりに解けなかったら不合格という場合もある。

結果から言うと、一応全ての基準点は超えていたので合格だと思われる。ストラテジー(経営)、マネジメント(管理)、テクノロジー(技術)の中でマネジメントだけ群を抜いて点が低く、自分が日頃から自己管理できていないことが白日の下に晒された。そういう意味ではないか。

試験中に次の試験日を考える程度には自信が無かったので、なんというか実感が湧かない。7月半ばにホームページで合格発表がされるので、その確認をして合格証書が来たら実感が湧くと思う。

国家試験ということもあって経済産業大臣の認可が必要になるのだが、虫の居所が悪い時に決裁伺いが行って不合格になったらどうしよう。

そういえば、試験中にどこからか軽快な電子音が鳴って受験者の一人が試験官に連れられて部屋から出て行っていた。部屋には腕時計を含めて一切の持ち込みが許可されていないので、つまりはそういうことなのだろう。くわばらくわばら。