いよいよ寒さが本格化してきたので暖房器具の用意を始めた。
部屋に置いていた扇風機は掃除機とウェットティッシュで掃除し、また半年ほど屋根裏収納に眠ってもらう。
代わりに扇風機と同じフォルムの古いハロゲンヒーターとファンヒーターを引っ張り出した。収納に置いてても埃は多少積もっているようで、こちらも簡単に掃除。
今のところハロゲンヒーターでも耐えられそうなので稼働させているが、関節が錆びているのか首振りをさせると「ゴギガガガギゴ」みたいな音が鳴る。
ファンヒーター用の灯油タンクとホースは外に半年も置いていたせいで埃で大変なことになっていた。水をぶっかけて洗い流す方が綺麗になるが、乾くのを待つのも面倒なのでウェットティッシュとノーマルティッシュで拭き取った。
先んじて一階のファンヒーターを試運転させたら、点火と同時に中の埃がぶわっと吹き出てせきこんだ。機械風情が人間に歯向かうとは生意気な。生意気なのは無職の自分か。
ファンヒーターの暖房効果は十分高いが、灯油補充で寒空の外に出る日々が来ると思うと少し憂鬱ではある。
やっぱりタンク不要で持ち運びも楽なガスファンヒーターですよ奥さん。(突然の元ガス屋アピール)
会社は嫌いだがガスは正直めちゃくちゃ便利である。ガスファンヒーターとガス衣類乾燥機は特に顧客満足度が高い。
もちろんガス栓の増設といった工事が必要になる場合もあるが、灯油を買いに行く・タンクに補充する、といった手間が今後一切無くなるので、年配の方しかいない家庭では尚更お勧めしたい。
また、灯油もガスもファンヒーターの場合はコンセントが必要だが、ストーブは乾電池で動くので地震で停電してもガス管が生きていれば暖を取れる。うーん素晴らしい。
強いて欠点を挙げるとするならば、単価の高いプロパンガスだと使用量によってはガス代がそれなりに高くなることぐらいか。都市ガスと違って共通ではないので、ガス屋の重役が知り合いならお安くできるかも。(悪魔の囁き)
