巷では「YouTuberの9割は収益化できずに挫折する」という通説がある。
チャンネル登録者数が1000人を超えないと収益化できないらしい(その他細かい条件もある)ので正確な数字は定かではないが、最近見始めた有名バイクYouTuberが「『あなたの動画を見て僕もYouTuberになりました』って言ってくれた人達が1年以内に全滅しました」と言っていたので、あながち間違っていないのだろうと思う。
同じくブログも、「約9割が3年以内に更新が完全に途絶える」と言われている。
実際に自分がほぼ3年続けられているのも、無職という時間持て余しスタイルによるところが大きい。働きながら3年連続更新は…できる自信が無い。
そのブログも日記とかならまだしも、初めからアフィリエイト全開で収益化を目指そうとしているブログはYouTuberと同じく途中で挫折しているものが多い気がする。
やはり生活していけるレベルのお金を稼ぐには相応のマーケティング力や文章力が必要だし、それこそ3年以上続けられているならもはやそれが好きと言って差し支えないだろう。副業と割り切って賢く使いこなす人も多くいる。
YouTubeもそうだが、我々の目に映りやすいのはそういった1割ぐらいの上澄みだけである。そりゃYouTuberやアフィリエイトブログが『楽して稼げそう』という印象を持たれるのも無理はないと思う。
はてなは新規ブロガーへの応援としてか、トップページには開設したばかりのブログを紹介する『ようこそブログ』のコーナーがある。
運営的には「ここを見てもらって早速読者を増やし、更新のモチベ維持を~」という狙いだと思うが、ちらっと見て少し興味深そうなものだったとしても、自分が最初の読者登録をするのは躊躇してしまう。
自分の場合は現状が現状なので、向こう(特に女性の場合)からすれば「え、まだ開設二日目なのに読者登録されてる!誰この無職!?怖い!もう辞める!」となりそうで怖い。流石にマイナスの自意識過剰かも知れないが。
そういう意味では、自分を押し売りするための営業的な登録は除いて、『一人目の読者登録ボタンを押せる人』はすごいと思う。
自分が完全受け身体質なので、自分を登録してくれた読者を見て「自分を受け入れてくれてるんだな」と安心してからでないと登録できない。心弱き者よ。
話が逸れたが、ネットの発達で色々な世界を見ることができるようになった一方で、それでもその情報が全てというわけではないことを努々忘れてはならない。
新しい趣味を見つけても、その世界のトップだけ見て「才能とかお金が無いとダメなんだ」と諦めるのは勿体ないぞ若者達よ。