昨夜は雨のため部屋の窓を開けることができず、不快指数が指数関数的に増大していた。指数だけに。
そこで、修理したてのエアコンを寝る直前まで稼働させ、後は扇風機に空気の循環を任せていた。
しかし、朝陽が昇る前に途轍もない不快感で目を覚ました。パジャマの重さから、どうやらかなりの寝汗をかいていたらしい。
顔を洗ってうがいをした後、2Lペットボトルの水をがぶ飲みすると身体の芯が段々と冷えていくのをはっきり感じた。さながら温泉上がりのコーヒー牛乳のような爽快感だったが、色の濃くなったパジャマの重みで現実に引き戻された。
日本から四季が無くなりつつあるのに梅雨だけはうっとうしいほどに存在をアピールしてくるの止めてほしい。
長雨で部屋の窓を開けさせないように仕向けつつ気温と湿度でジワジワといたぶるとは、呆れるほどに有効な戦術である。
ただでさえ実家にいるので安易にエアコンを動かすわけにもいかない。電力会社許すまじ。
昨日の天気予報では、中国地方の平均梅雨明け時期は7月中旬あたりだった。今の状態が約一か月も続くと思うと憂鬱でならない。
働く理由が「暑い家から出たいから」でもいいじゃない、無職だもの。はむを。