新しく買った芳香剤によって心なしかグレードの上がったマイカーでハロワへ爆走。
車内でウォークマンの音楽をランダム再生すると、ミリシタのESPADAが流れていた。
決して十刃ではない。
アイマスはそれなりに嗜んでいて、ガラケーのモバマス時代は重課金者に札束で殴られたりもしたが、2年ほど前にミリシタをダウンロードして少し遊んでいた。
やっぱり対人戦の無いゲームは平和でいい。
それにしても、デレマスほどではないがキャラが多いから曲のジャンルの広いこと広いこと。アニメ自体に拒否反応が無い人であればどれかしらの曲は刺さるので、商売方法としては間違ってない。
リアルのアイドルに興味が湧かない一方で、アイマス系列の音楽は大体網羅している。(シャニマスとsideMは門外漢)
その中で最近、といっても数か月前に出た曲だがESPADAという曲は結構気に入っている。
ミリシタ内で1,2を争うお気に入りキャラのセンター曲という色眼鏡を差し引いてもカッコいい。風花は可愛い。ふうかわいい。
詳しい人だと中の人にまで言及することが多いが、正直自分は声優に対する興味が薄い。清々しいほどに2次元だけが好きな昔ながらのオタク(といえるほど詳しくもないが)である。
人によって好きな曲調や歌手の声がバラバラなので変に勧めることもできないが、「自分こそが切り札だろう」という歌詞は歌い方と相まってすごい好き。
オンリーワンかつナンバーワンを目指すアイドルの決意みたいなものが感じ取れて、「よーし、おじさん無職だけど頑張っちゃうぞ」という気分にさせてくれる。
日本はもっとオンリーワンのアニメ文化を押し出していけばいいんだよ。メジャーなジャンルは人口の差でお隣の国に負けるんだからオンリーワンで対抗するしかない。
昔はそれが伝統工芸の職人だったりしたけど、国からは後継者が現れるような支援も受けられないから衰退した。
最初に迫害されまくったアニメもようやく持ち直してきたが、いずれ同じような末路を辿るんだろうな……。
いかんせんオンリーワンの技術も知識も無い自分は、日本の将来よりてめえの職を心配しろ、というお話。(ナレーション:森本レオ)