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日記、雑記、時々ペイント

こんなに濃いならヒゲなどいらぬ!(ドドオォ)

死角の無い聖帝と比べて資格の無い無職だが本当にヒゲが邪魔である。

脛の毛は薄いし腕の毛に至っては殆ど生えていないのに、ヒゲだけは恐ろしいほどの生命力を見せている。しかもフランシスコ・ザビエル的な生え方だから、上下逆さまにして無毛地帯に点を描くだけでペンギンが完成する(出典:トリビアの泉)。

大学時代にピンセット片手に涙を流しながらヒゲを抜いていた時期もあったが、毛根までは抜けていないため毛母細胞が躍起になってヒゲを次々と装填してきた。結果、いたずらに皮膚を刺激しただけで俺の顔はボドボドダ‼

運よく跡に残ることは無かったものの、髭剃りが面倒で仕方ない。在職中はコロナ禍でマスク強制ということもあって、髭剃りのペースを2,3日に1回に減らすことができたのは良かった。後は上司に怒られてる間もマスクの下で変顔をして心の平穏を保つことができたのも大きい。

仲の良かった後輩が定期的にクリニックに通って脱毛をしていたが、結果を確認する前に自分が辞めてしまった。今更聞いても「いや先輩ヒゲの前に職の心配してくださいよ」とかナチュラル煽りを食らって精神的ダメージを受けそうだから聞かない。

「人間は脳の10%以下しか使っていない」と言われるように、「ヒゲは要らないよ」と心から思っていても顔面が紫外線やらの刺激に対して自動的にヒゲを蓄えてしまうあたり、やはり人間は自分の脳を完全には使いこなせていないんだなと思う。

AIとは違うけど、鏡を見て「あっ、この人間は死ぬほどヒゲが似合わないから生えるのやーめた」となるような機構が備わってもいいんじゃないか。

ヒゲが生えるのは滅茶苦茶似合う阿部寛ぐらいでいい。