31から始めるブログ

日記、雑記、時々ペイント

苗字についての所感

3/10は語呂合わせで砂糖の日かなと思ったら案の定そうだった。その砂糖から『佐藤』という超メジャー苗字が思い浮かんだのでキーボードを叩くに至った。

31年生きてきて、自分が関わってきた『佐藤』姓は2人しかいない。『鈴木』もそんなにいないが、『田中』は結構多い気がする。

そんな偏りは置いといて、個人的にメジャーな苗字の人は結構羨ましいと感じる。

電話越しに名前を伝える時もすんなり聞き取ってくれるし、特殊でない限り漢字もすぐ分かってくれる。恐らく都築さんは鈴木さんに聞き間違えられるだろうし、斎藤さんは「どの漢字ですかね……」と聞き返されることも多いと思う。

自分の場合は全国に7000人ほどのマイナー苗字かつその中でも一般的でない読みであり、声に出しても音が少し抜ける感じなので滅茶苦茶聞き返される。酷い時には一文字も合っていない苗字を聞き返されて、真顔で「文字数は合ってます」と言ったこともある。こんなところで体力を使いたくない。

更に自分は偏見が強いため、一度誰かに悪い印象を持つと、その人と同じ苗字の人にも警戒してしまう。坊主憎けりゃ袈裟まで理論だが、深く関わって良い印象を持てば上書き保存するので、初めこそ警戒するがなるべく交流を図るようにしている。

これがマイナー苗字だと同じ人がそうそういないのでキツい。特に何かしらの単語と同音の苗字は本当にキツい。

あくまで今浮かんだ一例だが、「佐倉」という苗字の人を嫌いになると、春に咲く「桜」とか、果てには「朝倉」とかの苗字も嫌いになる面倒くさい思考回路をしている。苗字を音として強く認識しているせいか、それを含む言葉を聞くだけで嫌な記憶と結びついてしまう(全国の佐倉さんごめんなさい)。

 

「それはそれ、これはこれ」という単純明快な話のはずだが、どうにも自分はその線引きが下手なようである。