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日記、雑記、時々ペイント

「同じ値段なら盛らなきゃ損々」

今週のお題「盛り」

ラーメンの話になるが、自分は濃い味付けだったり太麺というのはそれほど得意ではなく、昔からあるようなあっさり細麺の醤油ラーメンが好きである。

しかし、大学時代の数少ない友人は体格も性格も丸く、隙あらば二郎インスパイア(?)の半端ない盛り方をするラーメン屋によく連れていかれた。

初めて行った時は並盛が並盛じゃないことに混乱し、野菜の山から麺に辿り着くだけでも苦労した。体力を回復するための食事で体力を消耗するなんて聞いたことない。

こういったラーメン屋に共通しているのが、ヤサイマシマシなんとかチョモランマ的なコールに見られる、麺や具材の量を無料で変更できるシステムである。

自分は小盛野菜少な目という最低ラインを注文しようとしたが、友人は大盛を頼んだ上で更に自分に「大盛にしていいよ」と謎の助言をしてきた。

「いや食べれんわ、残したら店に悪いし」と言うと、「大丈夫、残したら俺が食う。追加注文は金がかかるから残ったのを食べればwin-winだ」と丸い笑顔で言われた。

そっちはwinだけどこっちは何も無いぞ……と思ったが、損してるわけではないので特に突っ込むことはせず、その後のラーメン屋での注文は全て大盛になった。店員も注文処理が楽になるからもういいや。

そんな思い出も10年近く前なので、30を過ぎた今では小盛ですら絶対に食べきれないと思う。というより、今後どの食事も盛ることは無いだろう。

やっぱり小さなサービスエリアにあるような業務用スープの醤油ラーメンが一番である。ちょっと高いのはご愛嬌。