GWも終盤に差し掛かった中、次男の奥さんが妊娠したこともあって岡山県倉敷市にある不洗(あらわず)観音寺へ安産祈願(本人たちは遠方に居るので代行)。
デカい。
家からはそれなりの距離があるが、自分を含めた兄弟三人が産まれる前に両親が毎回祈願していたらしい。まあ自分が三男なので真偽の確認のしようもないのだが。
この寺は1200年前から安産、子授け、無事成長、女性の厄除けの寺として有名で、ここで安産祈願すると産湯を使わなくてもいいぐらい綺麗に生まれて丈夫に育つと言われたため、「不洗(洗わず)観音寺」と言われるようになった。
観光名所というわけではないため、この時期に行ってもお客さんは疎ら。その代わり地元民を中心に結構有名なので年中客足は途絶えない。
このお寺で閑古鳥が鳴いたらいよいよ少子化と思わざるを得ない。
小さい滝も乙なもの
基本的には夫婦で訪れ、安産祈願に訪れるとお札を貰う。無事子供が産まれるとそのお札を返却して成長の祈願をしてもらうような流れらしい。
産まれた後に参拝者がベビーカーを押して来ることを想定してか、専用のスロープがお寺の至る所にあった。こういう気配りプライスレス。
グーグルマップを見ると、お寺の近くにフォトスタジオがあった。賢いというか商魂たくましいというか。
兄のためとはいえ、31歳独身無職が祈願しに行くのはなかなかアウェー感を感じられて居心地が悪かった。
結婚する気も無ければ結婚できる能力も無いので自分の分も込みで祈願。うちの血筋は次男に託されている。責任の重大さはアルマゲドン並である。
奥さんに追い出された旦那さんたち数名と一服。うーん、世知辛い。