例年なら既に大量発生しているはずのカメムシを全く見かけない。
近所の稲刈りが終わって気温も十分に下がってきたというのに、これは少々おかしい。昨日の夜に家の中に一匹いて、後は近くのグラウンドを散歩中にたまに見かける程度だ。
この時期は『外に洗濯物を干す=いずれかの洗濯物にカメムシが入るロシアンルーレットを受け入れる』ことと同義なのだが、あまりにも出てこないため不安ながらも外に干している。
もちろんそれで乾いてくれればランドリーに行く必要もないので万々歳である。とはいえ、「今回はカメムシが潜んでいるかも知れない」と恐る恐る靴下に手を突っ込むのは毎回勇気がいる。
ランドリーのお金は乾燥機能のサービスだけでなく「洗濯物にカメムシがいない」という安心も買っているのだ。まあランドリー内が暖かいのでカメムシが中を闊歩していることもあるのだが。
地元に古くからある言い伝えでは、「カメムシが多く出た年は雪が大量に降る」と言われている。それに倣うならば、今年は久々に雪かきが不要な冬を迎えられそうだ。もちろん奴らが活動時期をずらしている可能性もあるので、全く油断はできない。
本格的な冬の到来に備え、キャリーバッグに詰めていた厚手の服をお着替えボックスに移した。しばらく放置していた衣類からはなかなか特徴的なニオイが発せられていて、「これが自分の加齢臭か」と少し悲しい気持ちになった。
助けてくれムシューダ。
関係ないが昨日の教習所卒業祝いに親がショートケーキを買ってくれていた。うまし。