今週のお題「変わった」
お題を見て「何か変わったことあったっけ」と周りをキョロキョロしていると、下腹部に目が留まった。アラサーあたりからみるみる脂肪を蓄えたおなかは、「俺のことを書け」と自己主張しているようだった。
前職の入社時は体重が今より10キロは少なく、学生時代から「ちゃんと食え」と言われるぐらいには痩せていた。
世界三大ムカつくセリフ(自分調べ)の一つである「何食べても太らないんすよ」という言葉を多用していた当時の自分を殴りたい。
入社して暫く経つと加齢による代謝の低下、デスクワークによる運動不足、仕事のストレス、その他諸々の要素が自分を全力で太らせにかかり、30を超えてからは見事にステレオタイプの『小太りのおっさん』にジョブチェンジした。
ウォーキングもしているが痩せる気配は今のところ無い。
おなかは自分の変化だが、タバコに関しては環境の変化を感じる。1日2本とはいえ自分も長らく吸っているため、その変化は身に染みて分かる。
昔の映画では渋い俳優がタバコをスパスパ吸っていたが、今となってはそんなシーンは無く、テレビでタバコの箱が映り込むことも無くなった。『渋い漢』は『くさいおっさん』と呼ばれるようになった。
日本のグローバル化に向けて喫煙可能な場所は加速度的に減少した。一部喫煙者のマナーの悪さや非喫煙者の鬱憤もあってか、タバコに対する措置は「極端な所まで行ったな」と思う。とはいえ、どのようなルールでもとりあえずは従うのが大人のマナー。
自分は歩きタバコもしないタイプだが、何も看板が立ってない場所を見て「禁煙の看板が無いから吸える」という認識よりも「喫煙可の看板が無いから吸えない」という認識が先に来るようになった。