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日記、雑記、時々ペイント

琉球から籠球が波及して号泣

号泣はしてないけど昨日のバスケットボール日本代表の試合は面白かった。

自分が曲がりなりにも学生時代にバスケ部に所属していたこともあり、家族に色々補足説明しながら観戦&夕飯。最後まで目の離せない試合展開だった。

WBCの時も書いたが、チームスポーツは一人調子が悪くても他のメンバーがカバーして持ち直せるので、毎試合違った展開になって面白い。

昨日の対戦相手のカーボベルデはスタメンの平均身長が2m超えかつ最低身長が195cmととんでもないメンツだったが、外からしっかりディフェンスして常にプレッシャーを与えていた。

敵があれだけデカいと自分達が外からシュートを打つ時も常に視界に入って邪魔に感じる(経験談)のに、富永選手は構わずスリーポイントをズバズバ決めていて、集中力の高さと日頃の練習量の多さがはっきり感じられた。

自分のような数年程度しかバスケをしていない人間でも「今のは完璧なコンビネーションだ」と思えるプレーが多かったということは、それだけ基本の動きを高い水準で繰り返している証拠なんだろう。

終始大活躍だったホーキンソン選手はWBCでのヌートバー選手のように愛されキャラになってほしい。

今まで大きな波がなかなか起きなかったバスケが全国放送され、パブリックビューイングでも大盛り上がりだったのは喜ばしかったが、一点残念な部分があった。

テレビ局が色々な観客にインタビューをしていたのだが、ミニバスか何かのクラブチームの子供(同じシャツを着た子が何人もいた)が各選手を呼び捨てにしていた。「河村のプレーが凄かったです」とか「富永のスリーがたくさん決まってかっこよかったです」とか。

これは子供の親と指導者のアンスポーツマンライクファールだと思った。インタビューという他人との会話において、選手の呼び捨ては絶対にやってはならない。人に敬意を持つのはどのスポーツでもまず最初に教えるべき部分だし、ましてや自分のやってるスポーツの延長にいる相手なら尚更『〇〇選手』あるいは『〇〇さん』と呼ぶべきである。

少なくとも小学校高学年以上の年齢に見えたので、自然と呼び捨てにしたということはそれを注意する大人が周りにいないのは想像に難くない。

自分がバスケをしていた時も他チームや先輩は不良くずれが多かった。バスケはハングリー精神が求められるスポーツだが、こういう土壌をしっかりしていかないと、昔ながらの「バスケは不良のスポーツ」というイメージは無くならないだろう。

これを後続のニュースで放送したテレビ局に対しても「生放送なら仕方ないけどそこはカットしろよ」と思ったのは言うまでもない。