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日記、雑記、時々ペイント

写真を撮っている時、被写体もカメラを捉えているのだ

地元のローカル放送局チャンネルでは、リモコン操作でライブカメラの写真が見られる。

市内に十数ヵ所ほど定点カメラが設置されていて、季節によって8ヵ所が選ばれている。(春は桜の名所、冬はスキー場といった具合)

ライブビデオではなく十分おきに更新される写真なのは局の予算の都合なのかは分からないが、我が市は広すぎるため、不安定な天候の日に「あそこの映像は地面が濡れてるからそろそろこっちも雨が降るぞ」と洗濯物を取り込む判断基準になったりして意外と便利である。

今日は意味も無く定点カメラの位置が知りたくなり、グーグルマップのストリートビューで探してみた。

各映像にはざっくりとした地名しか表示されていないため、写っている川や橋から場所を特定するしかない。

ほぼノーヒントの状態から探すのは意外と骨が折れたが、だんだん場所を絞っていってストリートビューを進めていき、「この位置だ!」と写真を見回して定点カメラをばっちり見つけた時の嬉しさは半端ない。

我々を監視しているカメラもGoogleに監視されているのだ。

それにしてもGoogleカーは本当に色んな場所に出没してるんだなぁ。車自体は一度も見たことがないが、どんな場所も数年に一度写真が更新されているので基本的に日本中を走り回っているのだろう。

以前一人暮らししていたアパートのストリートビューを見たら、自分が乗っていた原付があった。幸いナンバーは隠れていたが、人によっては色々と住所がバレる危険性も孕んでいるのでちょっと怖いと思った。

ちなみに家から一番近いカメラは車でギリギリ十分以内の場所にあるので、やろうと思えば「カメラの前で待機して更新された瞬間に家に帰れば自分が写っている姿をテレビで確認できる」という芸当が可能である。

まあ急ぐあまり交通事故なんてしても仕方ないので、時々誰かが写るのを楽しみにしておくだけにしよう。