引越しの休息日だけど疲労と全身筋肉痛で満足に動けない無職である。
昨日は休憩や食事をとりつつ9時〜20時まで作業という日雇いバイトを思い出す労働環境だった。
9時に次男がレンタカー屋でハイエースを借り、自家用車に入らない大物の運搬に着手。体力があるうちにやってしまおうという魂胆だったが、それに水を差すかのように雨がパラパラ。自分が雨男というのは周知の事実なので、兄から「はよ止ませろ」と理不尽な要求をされた。
結局雨は降ったり(自分のせい)止んだり(自分のおかげ)を繰り返し、搬出がだいぶ遅れてしまった。
旧居にはエレベーターが無いため、冷蔵庫も洗濯機(ドラム式)も3人で命からがら1階まで下ろした。ドラム式洗濯機ってなんであんなに重いの……?
オートロックや2階の部屋というのはセキュリティ的には安心だが、引越しという観点では運動量が激増して非常によろしくない。腰や脚に乳酸が溜まりまくって『どんな体勢をとっても痛い状態』に何度もなった。
新居にはエレベーターがあるものの、エントランス前の階段に着くまでの床がデコボコしていた(デザイナーの趣味?)ので、台車の車輪が足を取られて上手く移動できず、やむなく階段の上まで冷蔵庫を兄二人で運ぶことに。
自分は台車を抱えて後ろに付いていたが、二人が階段を上り終えた瞬間冷蔵庫が手前に大きく傾いた。
冷蔵庫本体は二人が慌てて抑えたものの、野菜室のストッカーがその傾きのまま勢いよく射出され、下にいた自分のスネに直撃した。
道路に面したアパートの前でうめき声をあげながらうずくまる無職。どう見ても不審者です、本当にありがとうございました。
『それなりの質量を持つ物体が重力加速度を得ると相当な力になる』ことを身をもって学んだ。冷蔵庫を運ぶ時は横着せずストッカーを養生テープで固定しましょう。
そんなこんなでトラブルを何回か重ね、殆どの荷物の移動やレンタカーの返却を終えて再び銭湯に行った時にはもう夜9時過ぎだった。
眠気もあったが腹の虫も鳴っていたので、帰りにてんやの天丼弁当と天ぷら盛り合わせをテイクアウト。「思いっきり身体を酷使したからがっつりいっちゃうかオイ」と多めに注文したが、想像以上に食が細くなっており、割と早く限界を迎えた。
揚げ物が入らなくなると本格的に歳を感じる。冷蔵庫や洗濯機と比べて羽のように軽い天ぷらなのに一番重かった。悲しいやら情けないやら。
明日は残りの小物の移動と旧居の掃除である。まだまだ筋肉痛が引かないので適度に手を抜きたいという本音&弱音もあるが、兄弟で唯一我が家の血筋を残した次男の引越しなので適度に頑張るぞい。
スマホの更新だと(以下略)にこぽんさんゼロニクルさんコメントありがとうございます!まだまだトラブルは尽きないと思うので頑張ります。