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日記、雑記、時々ペイント

鼻から胃カメラ~(ドラえもん風)

予約していた胃カメラ検査のため、今日は予定時刻に病院へ行った。身体も気持ちも重いぜ。

ベテランっぽいおばちゃん看護師に色々と説明を受け、準備室的な場所へ。歯医者で使うような椅子に座り、胃の動きを抑制する麻酔の入った薬をかけつけ一杯。まずい。

その後は喉の動きを抑制する麻酔の入った液体(粘度高め)を舌に乗せられ、2分後に飲み込むよう言われた。待ってる間に舌が痺れてきて若干の恐怖を覚えつつ、何とか飲み干す。

この時点で気持ち悪さがあったが、更に次は鼻の中に同じような麻酔液を突っ込まれた。また待機させられたが、液体である以上だんだん喉まで落ちていくので、そこでえずいた。看護師は見慣れてるのか、「落ち着いて飲んでくださいね~」と放置。落ち着けるか!

やがて麻酔が回ったであろうタイミングで検査室へ。

意を決してベッドに横になると、先生も看護師もテキパキと準備を進めていく。検査中は唾液を飲んではいけないため垂れ流し状態になるが、コロナの感染対策でマスクをしないといけないため、口とマスクの間にティッシュを詰め込まれて何だかよく分からない状態だった。

カメラが鼻の奥を通る時に感じた鋭い痛みは耐えたものの、喉の通過では事前の調査通りえずいた。

「ヴォエエェ」となってる背中を「はいゆっくり呼吸して〜、力抜いて〜」と容赦なくさすられて、大学時代の新歓の思い出が走馬灯のように甦った。

それ以降は身体の内部に異物があるのを感じつつ「早く終わってくれ」という一心で過ごした。緊張して呼吸が浅くなるとより敏感になってパニックになるので、覚悟を決めて『鼻から大きく息を吸って口からゆっくり吐く』を繰り返すと幾分か楽になった。

カメラの映像なんて見る余裕も無かったし、元々グロ耐性も低いのでベッド横の景色をぼんやり眺め、10〜15分程度で終わった。体感時間は30分ぐらい。

結果から言うと、『逆流性食道炎』だった。胃や十二指腸は問題無かったが、胃液が出すぎて食道までせり上がり、一部が変色していた。

もっと重い病気だったらどうしようかと思っていたが、とりあえず食事改善と1か月分の薬だけで何とかなりそうな範囲だったので、ひとまずは安心である。

先生曰く、食事に関係なくても腹圧が高まるだけで胃が圧迫されて逆流することがあるため、肥満も原因になるらしい(脂肪が内臓に圧をかける)。もしかしたら腹筋を鍛えるために最近していたドローインも関わっているかも知れない。

非常に耳の痛い話だったが、太る→逆流性食道炎になる→食事が入らない→体重が落ちる、という流れになるので、ある意味では太ることで身体が危険信号を出して自己防衛機能が働いたんじゃないかと思った。

人体の 神秘って すげー!

一昨日防火管理者を取ったから「履歴書の資格欄が埋まるぜ」と思っていたが、まさか既往歴も埋まるとは思わなかった。

次は賞罰欄かな?(フラグ)