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日記、雑記、時々ペイント

川の流れのように

なんだか個人情報流出のニュースが毎月流れているような気がする。流出件数を合計したら日本の人口といい勝負するんじゃなかろうか。

パスワードを複雑にしたり定期的に変更したりという個人的な対策をしても、えぬてーてーのような大手が持っている大元の情報を流出されたらどうしようもない。

自分が使っているGoogle Chromeでも、一度入力したパスワードを保存して今後の入力を楽に行える機能があるが、正直なところ怖くて使ってない。便利なのは間違いないけど、それを補って(?)余りあるリスクの高さが無視できない。

仮に善意で用意してくれた機能だとしても素直に受け取れないのは、自分の危機管理能力が上がったと捉えるべきかひねくれたと捉えるべきか……。

今ニュースになっている件、犯人は名簿業者に渡すために個人情報を盗んだらしい。企業のセキュリティ意識等は置いといて(置けないレベルの杜撰さだけど)、犯人はどう考えても金銭的な報酬に従ってやってるだろうし、捕まったなら法的機関は厳重な処罰をし、メディアはそれを報道しなければならない。

ここの意識が緩いと『やったもん勝ち』の世の中になってしまう。日本が『正直者が馬鹿を見る』を地で行く国になってしまっては、今後の日本を担う若者たちが誰を目標にしていいのか分からなくなる。

まあ若者が今の政治家を見て憧れるかと言われたらもう手遅れのような気がしないでもないが。