今週のお題「マイ流行語」
流行語というか去年ぐらいから『素晴らしい』という言葉をよく使っている。
意識しているわけではないが、口癖となる言葉はなるべくマイナスじゃないほうがいいと思う。かのマザーテレサもこんな格言を残している。
『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。』
思考が言葉に現れるのは確かだが、なかなか変えられない部分なので自分は言葉から変えることにした。
連呼しすぎてありがたみが薄れない程度に使ってみると、小さな出来事でも何だか大きなことを成し遂げた感があって気分がいい。逆にマイナスなことに対して使うと嫌味っぽくなるが、真っ向から否定する言葉ではないのでショックが和らぐ感じがする。それこそ肩をすくめながら「そいつは素晴らしいね」とでも言えば、気分は洋画の俳優だ。
そうすると、不思議とネガティブな気分が減ってくる。思考が言葉に現れるだけでなく、言葉が思考を引っ張ることもあるんだなと思った。
昨今は会社や自治体のトップがパワハラで訴えられることが少なくない。音声を録音されていることも多いし、普段から結構な頻度で暴言を吐いていることが想像できる。
強い言葉を使うと、それに引っ張られて思考がだんだんエスカレートしてくる。それを繰り返すうちに習慣、ひいては性格になり、やがて訴訟や解任という運命に繋がるのだろう。
次の職場ではボイスレコーダーを常備しておこうかしら(人間不信の塊)。