ブログのAIタイトルアシストにもこれぐらいしょうもないタイトルを考えてほしいものである。
今までの記事でも何回か試しに使ってみたが、「〇〇の××について」とか「○○～××から見る3つの方法～」みたいなどこかで見た気がするタイトルばかりが生成されるので、このタイトル通りにキャラクターが結び付くブロガーは多くないと思う。
AIは過去の大量のデータから最適なものを構築するので、現段階で人気のページのタイトルを参考にする。そうすれば自ずと物凄く今風なタイトルになる。それが現時点の正解なのだろうが、それを世に出す→よく閲覧される→他のAIが「これはいいデータだ
」と参照する→似たようなものが生まれる、の繰り返しにならないか心配である。
もちろんクリックして十数秒ほどで文章を確認してタイトルをまとめてくれるのはすごい機能だが、アフィリエイト系のブログが飽和状態とも言える今、タイトルで差をつけないと結局埋もれてしまいそうな気がする。
まあこれはブログを出したいのか自分を出したいのかで分かれるので正解は無いが、AIが個人個人に適応した補助機能になれば、今まで以上に利用者が増えると思う。
簡単に言えば、学習範囲を『ウェブ全体』ではなく『その人が過去に出した記事』に狭めることで、タイトルの重さや固さがそれぞれに適したものになる。今は可能な限り熟語を使おうとするAIだが、絵文字や顔文字を使う人にも対応すれば、限りなく『その人っぽい』タイトルを作れるようになるだろう。
AIに自分を学習させると恐らく「こいつは吉本のオーディションに落ちる程度には面白くない奴だな」という認識になるので、それなりにふざけたタイトルを作ってくれるだろう。それこそが自分の求めているものである。
試しにここまでの文章でタイトルを作らせたところ、「AIタイトルアシストについて」という普通のタイトルが生まれた。こんなのハム王じゃないわ！ただのハム玉よ！
流石に文章と無関係なタイトルを作らせるのは無茶振りだったか……。
AIが個性を獲得する日はまだ遠いのかも知れない。
