31から始めるブログ

日記、雑記、時々ペイント

全ての物事に72時間がある

何気なくブログ管理画面を見ていたら、いつの間にか累計スターが2万を超えていた。読者の皆様方におかれましては、日頃から格別のご高配を賜りうんぬんかんぬん。

去年の9月に1万スターを超え、その時の記事に「2万スターを超える前に就職したい」という目標を掲げたものの、結果は御覧の有り様である。

hamu-oh.hatenablog.com

就活が難航することと読者数の意外な伸びが読めなかった……このリハクの目をもってしても!(様式美)

焦っても良くないので地道に行きます、はい。

 

話は変わって、またもやNHKの番組の話。『みんなの体操』は読者内にもファンがいらっしゃったようで、やはり人気番組なんだなと再確認した。

hamu-oh.hatenablog.com

今回は個人的に「こういうのでいいんだよ」と思って見ている番組の一つである『ドキュメント72時間』についてである。

内容はその名の通り、国内のありとあらゆる場所にカメラスタッフが72時間張り付き、そこで起こる様々な人間模様を定点観測するというもの。

場所は公園、ファミレス、自治体が管理する畑、湖畔のベンチ等々、なんでもござれ。「NHKがおったらそこがスタジオなんよ」という感じである。観光地などの有名な場所ではなく、「番組を観ていなかったら絶対に自分が知ることは無かっただろう」と思う場所を毎回チョイスしてくるのがいやらしい(誉め言葉)。

NHKらしくワイプや長ったらしい挨拶も無く、放送時間になるとナレーションと字幕だけで場所を簡単に紹介し、さくっと撮影に入る。

登場人物はそこで普通に時間を過ごす一般人だけ。取材するスタッフの露出も最低限で、淡々と進んでいく。偶然そこを訪れた人だったり、もう何十年も通い続けている人だったり、千差万別の感情がその場所にある。

自分の全く知らない場所や、どんな記録機器も残っていない場所であっても、確かにそこに72時間という時の流れがあったんだと思うと、「時は金なり」という言葉の重みがよくわかる気がする。今度から座右の銘にしよう、そうしよう。

時間の大切さといえば、人生が100年だとすると秒数換算で約31.5億秒になる。世界人口は70億人なので、一人一秒ずつ出会っても全員には出会えない。これはUVERworldの『0 choir』という曲の中で歌っていた内容で、「一秒どころかこの先の何十年を君に捧げるつもりだから、もっと出会いを大事にしておこう」という歌詞に繋がる。世界人口は去年80億人を超えたから尚更だ。

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自分もブログを始めたからできた出会いもあるし、逆にブログの編集にかまけて逃してきた出会いもある。今あるものは絶対に取り戻せない『時間』を使って手に入れたものだから、そう簡単に手放さずに大切にしておかねばと思っている。もちろんそれが義務になってはいけないので、まあほどほどにと予防線を張っておく。

ドキュメント72時間は定期的に再放送されているが、なぜかこの番組の内容はよく記憶に残っていて、「あっ、この人確か大学教授だったな」とか「この夫婦は奥さんが病気でたまたま寄ったんだっけ」とかすんなり出てくることが多い。印象に残らせるNHKの編集技術は流石というべきか。

何かの拍子に自分の行動とドキュメント72時間の取材が被ったりしないかなぁ。

そもそも家から出ないと起こり得ないか。

じゃあ働こう。そうしよう。