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日記、雑記、時々ペイント

俺が、俺たちが日本人だ

昨日いつものようにNHKを観ていたら、ニュースで「外国人労働者が過去最高の200万人を超えた(2023年10月時点)」と報道されていた。

www3.nhk.or.jp

200万人というと札幌市の人口(日本で四番目に多い190万人)と殆ど変わらない。全体の割合としてはベトナム、中国、フィリピンが多く、増加率で見ればインドネシアミャンマーから来る人が前年から1.5倍に増えていたり、外国人労働者が加速度的に増えていることがわかる。

不法滞在や集団強盗などの良くないニュースも時々聞くが、家族のために日本に出稼ぎに来て真面目に働いている外国人には頭が上がらない。そもそも外国語の中でも特に難しいと言われる日本語を話せる人は本当にすごい。それだけでバイリンガルだし、お金を稼ぐことに対する意欲というか、ハングリー精神が非常に強い。

これは『セーフティネットが豊富な日本』と『稼げなくなることが死を意味する途上国』との大きな違いから生まれてきていると思う。

英語を話せるようになれば働ける場所が一気に広がるのは間違いないが、自分がそれをしないのは「そこまでしなくても日本では死にはしない」という一種の甘えが根底にあるからだ。もし日本ぐらい安定感があって英語を公用語とする国が近くにあれば、彼らは躊躇いなく英語をマスターするだろう。

早く働いて200万以上落ちた自分の日本ランク(何のランクだ)を上げなければ。

履歴書の印刷のために寄ったコンビニで、ベトナム系の店員と中東系のお客が流暢な日本語でやり取りしていたのを見てそう思った無職であった。