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日記、雑記、時々ペイント

悪名は無名に勝るけど正解ではないと思いたい

不登校(不登院?)の国会議員がちょくちょくニュースで取り上げられたり、なんたら系Youtuberの迷惑行為が物議を醸したり、そういう話を聞くたびに「悪名は無名に勝る」の言葉が浮かぶ。

確かに、どこぞの会社の社長よりも、事件を起こして会見でとんでもないことを言い出す社長のほうが名前は覚えられるが、有名になりこそすれ、人気になることはあり得ないと思う。

自分の場合はマイナス方向に自意識過剰なので、「自分が悪名高くなると、同じ苗字の人とか同じ出身地の人とか、果てには同じ性別の人まで悪く思われるんじゃないか」と思ってしまうので悪事に手を染めることができない。ひたすら目立つことを避け、歩道の隅っこを歩く日々である。

承認欲求そのものは自己肯定感を高めたりする上で必要なものだと思うが、一発逆転を狙うほどの物ではない。基本的に人は周りと比べて特筆するものが無いのが当たり前であって、その中ですぐに目立てる行動というと、本人の能力や社会通念より遥かに程度の低い行動しかない。急に服を脱ぎだすとか目の前の書類を食べたりするとか。いい例えが浮かばない。

とにかく周りに認知されることがゴールになってはいけない。レベルの低いことをしても、付いてくるのは同じくレベルの低い人か「こいつは俺よりレベルの低い奴だ」と見下す人だけである。

有名人が人気者とは限らないが、人気者は間違いなく有名人である。であれば後者を目指せば間違いない。お天道様はいつでも我々を見ている。

 

あ、でも有職者は無職に勝るから早く職を見つけないと……