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日記、雑記、時々ペイント

金の切れ目が天下分け目

以前の記事でスターをつけてくれた方がお金に関する記事を書いていて、内心ドキリとした。

というのも、「家族間でも金銭管理はキチンとしろ」という中国の格言について触れていたからだ。

我が家では両親から「他人は勿論、兄弟間でもお金の貸し借りはするな」と言われてきた。

しかし、歳をとると親に言えないことの一つや二つ出てくるわけで、親に内緒で兄二人とお金の貸し借りをしている。

現在は自分が多く貸している側ではあるが、正確な金額は把握していない。お互いがお互いに「借りた時は色を付けて返す」という暗黙の了解があるからである。

また、数少ない友人に何度かお金を貸したこともある。それは食事の奢りや旅行の交通費など、曖昧な金額で返してもらった。

それが中国的には失笑ものらしい。結局のところ財というものは小さな金銭の積み重ねであり、それを疎かにする人が大きな財をなすことは無いぞという社会通念がある。

というか日本にも「一円を笑うものは~」ってことわざがあった。忘れてたアル。

親から見れば、自分は金銭のトラブルに一度たりとも巻き込まれておらず、会社も8年働いてから辞めたのでしっかり貯金しているように感じるだろう。趣味がゲーセン通いというのは知っているので、お金を使うにしても大した金額ではないと思っている。

しかし実態はえげつない財政難(自己責任)で、大学時代はバイト代を黒猫のウィズにつぎ込み、友人の影響でハマったパチンコに時々行って己の終末時計を早めているならず者である。

とはいえ金銭面で親を頼ると芋づる式に悪事が白日の下に晒されるため、その危機感からギャンブルも踏み止まれている。

もし何らかの間違いで宝くじが当たったり不労所得を得たりして金銭面の不安が解消されたら逆に破滅しそうである。

真面目に働くしかないようだ。