昨日休みだった父親が部屋で何やらゴソゴソしていたので確認したところ、昔の写真をアルバムやフォトパネルに入れていた。
今となっては写真も「スマホで撮ってスマホに保存」が当たり前という感覚になっているため、アルバムそのものに懐かしさを覚えた。
家では親が我々兄弟の集合写真を毎年撮って年賀状で親戚に報告する流れがあり、末っ子の自分が15歳ぐらいになるまでは続いていた記憶がある。
しかし、写真を見れば見るほど自分の顔が10歳ぐらいの時点から全く変わっていないことに気付いた。
良くも悪くも童顔なのでヒゲが絶望的に似合わないのがキツい。幸いヒゲも濃いわけではなく生えるスピードも遅いが、それは男性ホルモンが少ないという証拠にほかならず、「男らしい」とは大きくかけ離れている。
まあ今の時代「男らしさ」や「女らしさ」という言葉も向かい風に晒されているため気にするものでもないか。
当時の自分の写真を集めて年齢順に並び替えろと言われたら自分でもできる気がしない。この分かりづらさは柴田理恵といい勝負だと思う。
色々見てるうちに、ふと「そういえば自分で写真を撮ったこと全くないな」と思った。
スマホに入っているのは前職での現場の写真だらけで、それらを一気に削除した結果、観光旅行に行った時の数枚ぐらいしか残らなかった。
せっかく各携帯メーカーが新作の度にカメラの機能をアピールしているというのに、なんて宝の持ち腐れか。
読者の方で写真撮影を新たな趣味とした人もいたので、ちょっと自分も何気ないものに目を向けてみるかと思った無職であった。
そうでもしないと家から出ないから仕方ないね。