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日記、雑記、時々ペイント

教師の性犯罪に思うこと

テレビやネットでニュースを見ていると、最近は教師の性犯罪に関する報道がよく目に入る。何を報道するかはメディアの裁量次第なので、報道されていない犯罪も腐るほどあるんだろうなと思う。

もちろん犯罪そのものは仕事や性別、年齢に関係なく『やってはダメなこと』というのは言うまでもないが、教師のように子供を守り指導する立場にある人間の性犯罪はより重く捉えるべきである。

核家族化が進み、近所の交流という概念も希薄になり、アパートの隣の部屋にどんな人がいるかも分からない状態が普通になった世の中、子供が親以外に頼れる身近な存在は教師しかいない。家庭環境に問題があれば尚更だろう。

その教師が生徒に手を出すだの盗撮するだのというのは、被害者のケアや本人の解雇だけで済む問題ではなく、学校全体に大きな影響を与える。

生徒はどの教師にも不信感や警戒感を抱き、真面目に教育に取り組んでいる教師の努力も伝わらなくなる。教師の逮捕者が出た時点でその学校は威厳や意義の大部分を失うと言っても過言ではない。昨今のように連日そんなニュースが流れれば、その悪影響は他の学校にまで波及する。

言い方は良くないが金銭的な被害の場合、極端に言えば宝くじが当たれば金銭的なマイナスは無くなる。しかし、性犯罪のような精神的苦痛を主とする被害はお金を積んで改善されるものではない。嫌な経験は時間が経っても風化しないし、更に悪化する可能性もある。それだけでも重罰を科すのに十分な理由になる。

日本には政治家や医者など『先生』と呼ばれる職業が多くある。

そういう立場の人達は、『先を生きている人』なのか『ただ先に生まれただけの奴』なのか、どちらの意味で先生と呼ばれているかを今一度考えるべきだと思う。

 

教師に限らず、性犯罪系のニュースは個人的に吐き気を催す邪悪といえるほど胸糞悪いので、らしくない記事を書いてしまった。こっちはのんびり無職ライフを書きたいのによォ~~。

前の会社の同期がそういうことに前のめりな奴だったので、おっちゃん社員によく「お前とアイツを足して2で割ったら丁度いい性欲の社員になるな」と言われていたのを思い出した。

マジであの同期が新聞の一面を飾らないか心配である。