何もできずに時間が過ぎるたび、脳内ナレーターが「YOUは何しに静岡へ?」と煽ってくる。
薬が強力なぶん一日の用量が毎食後の3回に限定されているため、夕食から夜寝るまでの間に効果が切れるとキツくなる。
そのまま眠れずにいると今度は空腹の低血糖症状が出て冷や汗や震えが止まらなくなるが、かといって夜食をとっても薬を飲めないため胃酸が過剰に分泌されて苦しくなるのが目に見えている。
しかし眠れないほうが辛いので、夜中の3時に意を決して残りのおにぎりを半分だけ食べ、水を少しずつ流し込んでトイレに篭った。
ホテルのトイレはユニットなので少し広く、脚を伸ばせないまでも左向きに寝ることができる。さながらヤムチャのように1時間ほどうずくまっていた。調べたらヤムチャは逆向きだった。
予約の都合で三日目だけホテルが変わるため、命からがらチェックアウト。今日は野球観戦に行く予定だったが、もちろん自分は重体のため断念。ホテルもキャンセルして兄のアパートでお留守番。引っ越しを手伝った部屋なので勝手知ったる感じでバタンキュー。
姪っ子がまた大きくなっていて喜ばしかったが今はそれどころじゃないので許して。
コメント頂いたotakumiAmaikkyuuさん、しーどらさん、ありがとうございます。何とか生きてます。
>しーどらさん 記事タイトルは毎回ちょっと捻ろうと試行錯誤してますが、後で読み返した時に「このタイトル何の記事だったっけ……」と自分で迷ってます。