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日記、雑記、時々ペイント

衰えたな、前頭葉

久々に長時間シャーペンを握っていたので右手がプルプルの無職である。

採用試験1日目はどうにか終わったが、次回の面接に行くのも億劫になるぐらい惨憺たる手応えだった。応募していたのは自分を含めて4人で、マスク越しでも自分より賢そうな雰囲気が伝わってきた。

『簡単な作文』は800字程度の小論文で普段のブログより少し多いぐらいの量だが、Backspaceキーが消しゴムになるだけで時間が予想以上にかかり、ギリギリでどうにか8割以上書けた程度だった。誤字脱字は無いと思うが推敲できていないのでなかなか支離滅裂な文章になったと思う。

続いて不安だった適性検査は、SPIと性格診断だった。問題用紙を開いて「これ公務員試験じゃね……?」と思ったが、よく考えれば公務員に準ずる仕事だからそういう方向の問題が出るのは当たり前である。

もはやノー勉で公務員試験を受けているような感覚で絶望だった。時間も足りなくて飛ばした問題もあるし、分からないからといってマークシートなのに無記入とかめちゃくちゃ勿体ないポカもした。解いた問題に対する正答率は多少の自信があるが、今となってはそれすらも怪しい。

「俺全然勉強してねーわwww」で本当に勉強してない奴は私です。

長文読解はまだ何とか読めたものの、確率や時速などの計算問題に対してすぐに解法が出てこなかったのは完全に場数の足りなさが形に出たと言えよう。こういう部分が重なって時間切れを引き起こしたのは反省しかない。

大学時代に兄が練習していたSPIの問題を解いた時はここまで引っかからなかったため、地頭というか前頭葉が衰えていることを実感した。社会人になってから机に向かって勉強したことが殆ど無いからね、仕方ないね。

その後の性格診断は時間が少ない上に何回も同じような質問が出てくるため、最終的に『一人が好きで理屈っぽくて体力が無く、衝突が怖くてなあなあで済ませる奴』という本性が現れてしまった。はっきりとした回答ではなく『どちらかと言えば当てはまる(or当てはまらない)』ばかり選んでいたのも優柔不断さの象徴だろう。

試験を通じて自己分析をしたような感覚に陥ったが、とりあえず今は来週の面接の内容を考えなければ。もう嘱託希望でやり直させてください。

帰りに何気なく寄った小さなパーキングエリアに埴輪が生えていた。ポーズはともかく今の自分と同じ表情をしていて親近感が湧いた。