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日記、雑記、時々ペイント

罪と人を憎んで武器を憎まず

世の中便利なものが増えてきた。あまりにも増えすぎて文字通り溢れていると思う。

chatGPTだったり、AIイラストだったり、自分がついていけなくなった時が来ると思うと恐怖で夜も6時間しか眠れない。

その一方で、便利なアイテムがたくさん出てくる分、その使い方によって使用者の性格も露見するようになった。

とあるゲームの大手まとめサイトでは、Twitterで多くの人が描いたイラストをよくまとめている。

上手い人は相変わらず高クオリティな絵を描くし、最初バランスが悪いと思っていた人の絵も長年描き続けると成長を感じられたりする。

そして今の時代、AIによるモデルの作成や自動彩色を取り入れる人も増えてきた。それ自体は個人の画力の向上だったり、苦手な部分を補完するための前向きな利用として見れば「今のAIはここまでできるのか、すごいな」と理解できる。

独断と偏見によるAIイラスト

そのまとめサイトでは、お題として出されたキャラクターや条件のタグをつけてTwitterに投稿すれば載せてもらえるので、AIを使ったとしても条件に沿えば載せても問題は無い。

ところが、たまに「〇〇分以内に描いてください」というような、作者の技量を問われるお題がある。

いわゆる速記というか、クオリティと早さを両立できるかというお題で、アタリの正確さや着色の勘の良さが肝となる。

問題なくこなせる人もいたり、普段上手い人でも「〇分オーバーしてしまいました」と申告+クオリティを維持したりラフで提出する場合もある。

しかし、このお題にAIイラストを投稿する人が出てきて物議を醸した。自分も流石にそれは違うんじゃないかと思った。

これは言い換えれば、「車のハンドルさばきを披露する場に自動運転レベル3の車で参加する」ようなものだ。

絵を描く際に必要な作業工程の一部を飛ばして「これ〇〇分以内に描いたんですよ」というのは、いささか承認欲求が過ぎると思う。

公の場で持論を述べるのは大小問わずいざこざが起きそうなので普段は控えているが、あくまで使い方についての意見であってAIイラストそのものは何の問題も無いと感じている。

自分も使い方が分かればブログをものっそい豪華にしたい。