夏だ！お盆だ！ハローワークだ！と無理やりテンションを上げても仕事が見つからないという事実に怪談よりよっぽど肝を冷やしている無職である。
無職時代に「履歴書に書けるものが無いと『何もしていない』と思われるから」と資格集めに走る人は割と多いと聞く。
「自分のやりたいことがあって、それに役立つ資格を取って自分の就きたい職に就く」というのが理想形の就職だと思うが、「そもそもやりたいことって何だYO！」という人も多いだろうし、自分もその例に漏れない。
そこで、次男が家にいた時に「誰でも取れるレベルの国家資格があったはずだからそれ取れば？」と言われたのを思い出したのでちょろっと調べてみた。
なんと、国家資格であるにも関わらず1日2日の講習と当日のテストで取得でき、履歴書にも書けるものがいくつかあるらしい。
紹介サイトに記載されていた資格の殆どが『取得率99%！』と書かれていたが、逆に1%は何なんだ……。
講習中にお腹が痛くなって耐えきれず帰ってしまったとか、来てる途中で事故を起こしてしまったとか、講習の最初から最後まで寝ていたとか(何しに来たんだ)。
意外と会社でも重宝されるような資格があり、これに関しては真面目に取得を考えている。自治体からの情報を待つという楽しみが増えた。
前の会社でも資格集めが趣味のような先輩社員がいた。まあ前回の記事で書いた人だが。
宿直中に机の上に宅建の分厚い参考書を開いてうんうん唸っていたのを覚えている。
「こんな会社に骨をうずめる気は無いからガンガン資格取るよ」と言い、その後本当に試験に合格していた。とんでもないバイタリティの持ち主である。
難易度や合否に関わらず、会社在籍中に資格取得に励む人は本当にすごいと思う。仕事というストレスを抱えながらプライベートでも資格勉強というストレスに向き合う時点で、自分のキャパシティを超えている。
これも自分がマルチタスクを苦手とする所以なのかも知れないが、タスクの半分である仕事が無くなったから本格的に資格取得を頑張るぞい。ブログのネタにもなるからね(下心)。
