対戦ゲームで『マッチング』という言葉を覚えたせいで『マッチングアプリ』を決闘用のアプリと思ってしまう無職である。
大学時代の友人のX(旧Twitter)を見ていると、新婚旅行とか子育てとかの呟きが増えていて喜ばしい。パチンコに関して呟いていたアカウントが結婚後サブアカウントになって更新頻度が減っているのは色々と察することができる。
友人の奥さんは確か3歳ぐらい年上で、マッチングアプリで出会ったのがきっかけと聞いた。今の時代、お節介な親戚という概念も薄れてきたので、これが令和版お見合いシステムなのかなとも思える。
一方で自分の中では出会い系サイトなどの悪い部分ばかりが頭に残っているので、価値観をアップデートできずにいる。
大学でつるんでいたグループは自分を入れて四人だが、満場一致で最後まで結婚しないのは自分ということになっている。一人は既に結婚したし、その結婚式で「マッチングアプリで出会った」と聞かされた時に自分以外の二人が即アプリをダウンロードし、「ちょうど今スーツだから写真も載せられるぞ！」とプロフィールをどんどん埋めていった。
そういう行動を一切起こさなかったのが自分なので、この評価もやむなしと言えよう。1週間ぐらい経って二人は「飽きた」とか言ってたけど。
少子高齢化が何十年も騒がれておきながら事態が好転する兆しも見えない世の中、結婚や子供に関わる人が増えるのはいいことだと思う。自分はそれができないのでせめて仕事で日本経済に貢献しなきゃいけないのに何をやってんですかね(松木安太郎)。
