31から始めるブログ

日記、雑記、時々ペイント

行きはよいよい帰りはホワイジャパニーズピーポー

防火管理者講習が終わった。

結論から言うと問題無く資格を取得できたのだが、なんというか「これで国家資格貰っていいの……?」と不安になるレベルだった。

一日目の時点で講習のヌルさを悟ったのか、今日は一番後ろの席にいた40〜50のおっさんがグースカいびきをかいていて非常に不快だった。机は15列(自分は10列目)あったが、恐らく最前列まで聞こえていたと思う。

講師の人達は初めから「眠くなると思うんでそういう時は逆にすっぱり寝るほうがいいです。でも静かに寝てくださいね」と言っていたが、それすら守れない輩はご退場願いたい。

斜め前の若者はITパスポートか何かの参考書開いてるし、「これがZ世代で流行ってるタイパかよ」と思った。

講師の中には「この文章は試験に出るんでよく読んどいてください」とアドバイスしてくれる人もいたため、重要そうな部分はなるべく暗記した。マークシートなのか記述式なのかも分からないので、自分も周りも休憩時間中にノートに書いたりブツブツ独り言をしたりと準備していた。

そしていざ問題用紙が配られようという時に、メインの講師が「あ、テキスト見ていいですからね」と爆弾発言。

何のために暗記したんだよと悪態をつきながら問題用紙を開くと、問題はたったの10問。しかも3つの文章の中で正しい(あるいは誤った)選択肢を選ぶだけ。内容も運転免許試験の引っかけが無いバージョン。

念のためテキストで全選択肢を確認しながら解いたが、制限時間になって答案用紙を集めるのかと思いきや講師が「じゃあ答えを言っていくので自己採点してください。60点以上で合格です」と追加爆弾発言。

呆然としながら答案に○をつけて終わり。逆に「意地でも落とさせない」という意志を感じた。

そして答案を集める前に予め用意していたであろう資格証を全員に配っていく講師。それでいいのか。

最後に「もし60点未満だった人がいたら自主的に教えてください。一応この後補講しますので」と言っていた。疑うことを知らないヒロインか。

まあ一定規模以上の建物に必ず置かなければならない資格なので容易に取得できるようにしてるんだろうけども、それでもうーんという感じだった。

実際に選任されたらある意味会社の誰よりも建物に詳しくなる必要があるので、そこだけは気をつけなければならない。届出の書類や日常点検、避難訓練の指導など、やることは結構多い。

とりあえず、「なんか履歴書に書ける資格欲しいな」と思った人は是非取ってみてほしい。既に働いてる人が取得した後に会社からどう言われるかは分からないが、やる気は認めてもらえると思う。

ビジホを楽しんだだけの二日間だった。