テレビを観ながら「今年『も』色んな不祥事が出たなぁ」と感慨にふけていたら、最後の最後にとんでもないニュースが出た。
渦中のダイハツ車を9年乗り回してる自分としては気が気でないニュースである。ここまで来ると逆に不正していないメーカーのほうが少ないのではないかと思われても仕方ない。
なお、スズキは過去に不正を指摘されて再検査したらなぜか燃費がカタログスペックを超えたとかなんとか。
ダイハツの不正は30年以上前から続いていたらしい。自分が生まれる前からやってることにも驚くが、逆にそんな長い期間よく隠し通せたなと思う。
同業他社との競争を勝ち抜くためにずいぶん無茶をし続けてきたんだろう。衝突時の安全性を確保するためにはボディの剛性を上げなければいけないし、そうすると重量が増えて燃費が下がってしまう。エンジンは十分な爆発力を発揮しながら排ガス規制もクリアしなければならないとなると、価格面も含めて企業努力ではどうにもならない所まで来ているのかも知れない。
もちろん擁護するつもりも無いし自分もダイハツ車オーナーである以上「どないしてくれんねん」的な感情もある。今乗ってる車の性能を保証するものが無いのだから、これまで以上に安全運転に気をつけなければならない。
まあ必要性能を満たしていても自分が軽自動車に乗っている以上、どれだけ相手が悪い事故でも自分が死ぬ可能性は高い。高速道路でトラックに巻き込まれたら自分の車もろともペーパーマリオになるだろう。
年数が年数なので新しい車の購入を考えているが、今回の事件が下取り価格に影響を与えないことを祈るしかない。同じく渦中のビッグモーターに聞いてみるか……。
タイトルは決してとあるギャルゲのダジャレ改変ではありません、と語るに落ちる無職であった。
