ニュースを見ていると、札幌でモビリティショーが開催されていた。いつの間にかモーターショーから名称を変更していたみたいだが、やはり近未来の車というのは見ていてワクワクする。ミニ四駆みたいな形の車とか乗ってみたいわぁ。
その一方で、かなり前から世界中の車メーカーが自動運転の技術を争っているが、個人的には自動運転をどこまで信用していいか分からないので多少なりとも不安がある。もちろんそれを言い出したら「AT車の自動変速はどうなんだ」となるが……。
現段階でも殆どの車に搭載されている緊急ブレーキ等の機能は誓約書を書かされる。メーカー側も大層なCMを放送する割には「過信するんじゃねえぞ」と釘を刺してくるのがやらしい。
モビリティショーでは、運転中に運転席と助手席が回転して新幹線のように後ろと向かい合わせにすることができ、「移動中の車内も楽しく過ごせますよ」的なアピールをしていた。
前述のブレーキアシスト等の機能はあくまでも補助機能だが、さすがに完全自動運転までいくとメーカーの責任もかなり大きくなるため、誓約書も六法全書ぐらいの厚さになるかも知れない。
全ての車が同時に自動運転になるならまだしも、初心者マークから高齢者マークまでが犇めく手動運転の群れの中に自動運転が放り込まれると、果たしてどうなることやら。
名古屋走りや茨城ダッシュなどの『ご当地運転』は岡山も例外ではなく、ウィンカーを全く点けずに右左折や車線変更を行う不届き者が多い。自動車にもAIを搭載して周囲の運転情報を取り入れるようになったらとんでもないモンスターマシンが誕生しそうである。
何はともあれ、車は『運転する楽しさ』もあると思うので暫くは手動運転でいいかなと思う無職であった。
