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日記、雑記、時々ペイント

対岸のボルケーノ

昨日、中国の不動産大手『恒大グループ』が債務不履行に陥ったというニュースを見た。恒大の読みはそのまま『こうだい』らしいが、最初は『つねひろ』と読んでしまって50~60代の男性社長による小規模な会社と思っていた。

それはさておき、この恒大グループの負債は総額48兆円以上に及ぶらしい。

さすが中国、何もかも規模が違う。もうスケールが大きすぎて逆に冷静になる。

桃鉄でもそうそう見ないマイナスなのに「へぇ~48兆ね、やるじゃん」みたいな。自分の中の越前リョーマが顔を出すレベル。

大元の不動産会社が動かなくなってしまったので、建設途中のあらゆる建物が中止に追い込まれている。

前の会社でも、新築の一軒家を建設中にハウスメーカーが倒産してしまい、引き継ぎ先が決まるまで完全に作業が中断されたことがあった。

たった一軒でもえらいこっちゃの大騒ぎだったのに、何棟もの高層マンションが建設を中止したら現場の混乱はいよいよ想像がつかない。

中には商業施設の建設が中断されて、階段の手すりやらエスカレーターやらが未完成のまま放置されている場所もあるという。外から入り放題、電気の配線も剝き出しのまま放置というのはある意味中国らしいと言える。

とはいえ中国があまりにも大きすぎるため、今回の影響は日本にも広がると言われている。直接ではなく、この恒大グループの件を発端に、中国国内の内需の冷え込み→景気の下振れ→輸出業の低迷→日本もダメージ、というような流れで波及する可能性があるらしい。

まあ色々書いたけど細かいことは日本政府に任せて自分はいつも通りハロワを眺めるだけである。